「ユーザ目線」のゲーム開発

yukiです。
現在、弊社新作ゲームアプリとして脱出ゲームを開発しております。

今回のゲームは少人数のチーム体制で、企画から練ったものになりますが、
ゲームの仕様決めに関して、えらく苦戦したのでそのお話をしたいと思います。

ゲームというのは、業務などで使うプログラムと違って、
実用性を追求したものではありません。
業務システムのように、何かを実現するために作るというのではなく、
ただ楽しむもの、面白がるためのものが、ゲームです。

ゲーム開発をするとき、ゲームの「面白さ」を考えていくわけですが、
いくら考えても、チーム内で練っていってもしっくり来なくて、悩んでました。

今思えば、考え方が間違ってたんです。
その頃の自分含むチームメンバーは「自分にとって面白いゲーム」をアイデアとして出そうとしていました。

「面白さ」というのは、主観的なものですので、意見や認識が合わないのは当然のことです。

要するに、「ユーザ目線」というのが圧倒的に欠如していたんですね。
だから、考えれば考えるほどゲームのコンセプトがブレていく。

ゲームは、自分のために作るものじゃなくて、ユーザのために作るものです。
そのゲームはどう面白いのか、誰を面白がらせるものなのか。
ターゲットを見据えなければ、ゲームは開発者の独りよがりなものでしか無くなります。

こういう感覚を得られたのは、いい経験になりました。
とても大切なことを学べたと思います。